子供たちからの質問
シンプルで華やかな手編み雑貨 HanahanD
ニット作家のhanaです。
夕食中、6歳(年長)の次女が深刻な表情で
「何で生きてるのかわからへんねん」
と言い出しました。
何事かと思い耳を傾けると、「人は何の為に生きてるの?」という質問だったようです。
生き物は、子孫を残して自分の遺伝子を後世に残す為に生きている。
それに伴い、遺伝子のあらゆるパターンを創造する為にオスという存在がある。
うーん・・・。子供の求める答えではないですね。
「何で生きているのか、何のために生きてきたのかを知るために、今生きている」
と答えました。
長い間同じ疑問を抱きながら生きてきたこと。
考え続けたけれど、答えは出なかったこと。
そんな中、今ははっきりと理由を知っていること。
「今は、君たちを育てる為に生きているんだよ。君たちが自立した後は、また生きる理由をきっと探すと思うよ。」と。
嬉しいこと、辛いこと、悲しいこと、楽しいことがある中で、全ての気持ちを得られるのが生きているしるし。
色んな感情を経験すると共に、いつか生きていて良かったと感じる為に今があると話ました。
子供たちは納得した様子。
「将来の夢が叶った時かな!その為に今頑張らなあかんな!!」
なんて言っていました。
素直で前向きな子供たちの姿勢、素晴らしい。分けて欲しい(笑)
こういう時、心が健康な事を確認できるのでホッとします^^
人間は親離れまでの期間がとても長いですが、とても短く感じます。
半分ぐらいは過ぎてしまったのかな。
子供たちからすれば、人生のたった4分の1の期間。
一緒に過ごす時間は、もっともっと短いですね。
10年後には、私も子供たちと一緒に
第2の生きる意味探しをするのでしょうか。
やる気満々の子供たちを見ながら、少し切なくなった母でした(;´・ω・)
きっと、誰もが考えたことのある疑問。
自分の力で、自分の答えを見つけられる日が来ますように。
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